日本人は、胃腸が弱い!?
先日、食べ過ぎてもどしてしまった娘の話をさせていただきました。
食べ過ぎた。。アロマの力
私は、ほとんど薬を飲むことがないのですが
実は、日本人は本当に胃薬好き。
調子が悪いと、すぐ薬を飲む。
これは、日本人が胃腸が弱いからなのでしょうか?
原因は、さまざまありますが
なぜ、胃薬を飲まなければいけない状態になってしまっているのか
立ち止まって、我が身を振り返りましょう。
カラダの不調は、あなたが行ったムチャを必死に自然治癒しようとしているだけなのですから。
胃薬の使用量世界一 日本
薬局に行くと、さまざまな胃薬が売られています。
いろいろな種類があって、いったいどれを買ってよいのか
わかりませんね。
また、自分はコレ!という決まったものがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
それもそのはず、日本人は胃薬の使用量世界一なのです。
では、なぜ、日本人はこんなにデリケートなのでしょうか?
それは、食生活やストレス、医療費などの観点などから見ていくとわかるかもしれません。
日本人の食性にあった食事をしましょう。
まずは、食性の観点から見てみましょう。
昔から私たち日本人が食べてきたもの、それは「和食」ですね。
「和食」とは、簡単に言うと
主食は、お米。
おかずは、「ま・ご・わ・や・さ・し・い」食材を使ったものです。
「和食」は、食物繊維を多くとるため、長い腸で時間をかけて消化吸収する必要がありました。
また、日本人は肉を食べる文化もなく、長い間ずいぶん質素な食生活を送ってきました。
そのため、もともと量を多く食べることができないのです。
現代はそこに、加工食品が追い打ちをかけます。
消化の難しい加工食品や食品添加物、農薬などが入ってくるようになりました。
これまでカラダの中に入ってくることのなかった、複雑な構造をした化学物質が膨大な数入ってくるということは、胃腸にとってみれば、あらゆる消化酵素を総動員しても、難解なパズルをひとつずつ解いていくような話です。
考えただけでも重労働。
まして、食べるものといえば、加熱処理された酵素を含まない食べ物。
これでは、食物が自己消化できないため、自分のカラダの消化酵素を使うしかありませんね。
そして1日3食!
現代人は、身体を動かしていない割には、食べ過ぎですね。
昔の日本人(庶民)は、1日2食だったこと、ご存知ですか?
1700年頃までは、1日2食が一般的でした。
日の出とともに起き、農作業をし、一汗かいてから朝ごはん。
昼寝をし、涼しくなってから農作業に戻り、暗くなったら夕ごはん。
こんな生活であり、もちろん肥満なんてことはあまりなかったようです。
それに比べると、現代人は1日3食+おやつ+アルコールという方もいますよね。
これでは消化機能が休む時間がないのです。
ちなみに、私は1日1~2食です。
ただこれは、食事回数が少なければいいという問題ではなく
量や質も問題です。
1日1回、ドカ食いしてしまうなら、1日3回腹6分で食べたほうがいいですし
1日3回体にやさしい食事をするのと、1日1回コンビニ弁当を食べるのとでは違いますよね。
よく「朝ごはんは食べたほうがいいですか?」とか
「1日3回食べたほうがいいですか?」とか聞かれますが
ご自身の体調や生活スタイルと、朝起きる時間、食事内容などによる
というのが私の意見です。
よく朝寝坊して、パンをくわえながら走る場面が漫画でありますが(笑)
↓ コレ
時間を無視した食事や早食いも消化に負担をかける原因となります。
夜12時に夕ご飯を食べていては、寝ている間に消化をしているため
身体が全く休めていません。
また、早食いも消化に負担をかける原因となります。
私たちは、「噛む」という行為によって消化液を出すよう指令が出ます。
その消化液が出てくれれば、はじめて消化ができるのです。
この「噛む」という行為が少ないと消化液が十分出ませんね。
そして、口の中でより細かく噛み砕くことにより、消化の負担が減ることは容易に想像がつきますね。
冷たいものにも注意が必要です。
消化器官は、その温度が37~38度ぐらいの時に最もよく働きます。
あまり温度が下がりすぎると、その働きが落ちてしまい、消化不良を起こしてしまうのです。
これから暑くなり、キンキンに冷えたビールやアイスクリームがおいしい季節にはなりますが
冷たいもののとり過ぎには注意しましょう。
お酢を飲む。
お酢には胃液の分泌を促し消化酵素の働きを活発にすることから、胃もたれや消化不良を防止する効能もあるとされています。
何年か前にお酢ブームがありましたから、覚えている方もいらっしゃることでしょう。
ぜひ、酢の物などのお酢料理を1品、食事に取り入れていきましょう。
最後に。
胃液や消化液の出る量が少ない人も、消化不良になりやすいです。
消化酵素の原料であるタンパク質不足の人や
逆流性食道炎などで胃酸を抑えるお薬を飲んでいる人、高齢者などです。
タンパク質不足 胃酸を抑える薬の服用
↓
消化液、胃酸の出が悪い
↓
消化不良
↓
未消化なものは吸収できない
↓
更なるタンパク質、栄養の不足
という悪循環になります。
詳しくは → 胃酸を抑えるお薬も卒業してみませんか?
【食性からの見たまとめ】
肉食に慣れていない日本人が、最近の「ドカ食い」「肉食」「加工食」「加熱食」「時間を無視した食事」「早食い」をして胃を壊してしまうというのは当たり前のこと。
消化不良や胃痛のある人は、まず自分の食生活や生活習慣を見直してみましょう。
初めはサプリメントなどで消化を助けながらでもいいと思います。
自分の体に合った食事をしていきましょうね。
理想の食事
□ま・ご・わ・や・さ・し・い和食
□できるだけ未加工の自然のもの
□加熱食より非加熱食
□お肉は、少なめに
□食品添加物、農薬、トランス脂肪酸などの少ないもの
□腹6分
□1日3食が負担な人もいる
□1日数回少しずつがちょうどよい人もいる
□たまには、断食(ファスティング)
□夕ご飯は、寝る3時間以上前に終わらせる
□よく噛む
□時間をかけてゆっくりと
□お腹がすいていないときは、食べない
□冷たいものは控える
□タンパク質やビタミン・ミネラルなどの栄養不足に気をつける
□お酢を飲む
□胃酸を抑えるお薬は、飲みすぎない。
つづく。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
胃薬の中には、有害ミネラルであるアルミニウムが含まれている商品もあります。
胃酸を抑えるお薬の弊害もありますから、胃薬が必要なくなるといいですね。
ぜひ、ご自身の食べ方を振り返ってみてくださいね。
自分にやさしい食べ方、地球にやさしい食べ方をしていきましょう。
現代人が知らなければいけない食育や環境の話が
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お薬卒業薬剤師 横田 麻衣
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