今回は、メディカルアロマ・ドテラの基本の24本の使い方、脳と香りの関係についてです。
家庭の薬箱として使いこなせるようになると、とっても便利なんですよ。
元気を出したい時はこれ、風邪予防にはこれ、リラックスしたい時にはこれ。
こうやってちょっとした不調をケアしておくことが、大病予防につながります。
そうして、使い続けているうちになんだか元気になっているんです!
癒しの香りに包まれて、今年の冬は、お風邪と無縁で乗り切りたいですね。

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12/7(日) アロマできれいになる会 朝川兼行先生講演会
アロマでキレイになる会 今年の集大成!
予防医学情報研究所所長 朝川兼行先生をお招きして、脳と香りと栄養についてお話いただきます。
朝川兼行先生プロフィールは、
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すぐに満席となることが予想されますので、お早めにお申し込みください。
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乳児湿疹を治してあげたい ~④免疫力を高める栄養素
「特にどんな栄養素をとったほうがいいのですか?」のご質問にお答えしながら
ご紹介しております。
「乳児湿疹」に関して、とりたい栄養素は大きく分けて4分野かと思います。皮膚を作る(新陳代謝を活発にする)栄養素
ストレスに対抗する栄養素
これらに関わる栄養素を心がけてとっていきましょう。
免疫力を高める栄養素
最後になりましたが、免疫力を高める栄養素についてです。
免疫力を高める栄養素がなぜ「乳児湿疹」に関係あるのでしょうか?
いくつか理由がありますのであげていきますね。
① 感染が起こると、体の免疫が働き始めます。
そちらに栄養素やエネルギーが使われてしまうことにより
皮膚を作るための原料となる栄養素が不足してしまう。
② 感染や炎症の際に出る活性酸素が不具合をもたらす。
感染や炎症を起こすと体の中で活性酸素が大量に作られてしまいます。
活性酸素があると身体を傷つけてしまうため、抗酸化物質というものが
この活性酸素を無害なものに変えるよう働き始めます。
この時の抗酸化物質もまた、皮膚を作る栄養素と同じものもあり
皮膚を作るための原料が不足してしまいます。
③ 腸内細菌で作られるビタミンB群などが作られなくなる。
前回ご紹介しましたとおり、感染が起こり腸内細菌のバランスが崩れてくると
腸内細菌によって作られるはずのビタミンB群などが作られなくなる。
このように、体の働きというのはいろいろなところの影響を受けてしまいます。
お肌トラブルが、お肌のケアだけでは改善しないのはこのためです。
免疫を担ってくれる栄養素をしっかり取り入れ、乳児湿疹から守ってあげましょう。
- ビタミンA(βーカロテン)
細胞分裂の正常化に働きかけます。
動物性食品に含まれるレチノールと植物性食品に含まれるβーカロテンとがあります。
冬のお肌の乾燥には非常に大切になってきます。
レチノールは、過剰症に注意。
βーカロテンは、とりすぎることはないと言われています。
抗酸化ビタミンのため、活性酸素が多いと不足します。
バター レバー うなぎ ほうれん草 小松菜 にんじん
- ビタミンB6
アミノ酸代謝、糖新生、脂質代謝など多くの働きに、補酵素として助けます。
アミノ酸代謝がうまく進まないと、お肌が作られにくくなります。
皮膚の健康維持に欠かせない栄養素です。
ごま バナナ まぐろ かつお
※まぐろ・かつおなどの大型の魚は、水銀が多いため控えめに。
- たんぱく質(アミノ酸)
皮膚を作る代表格ですね。赤ちゃんは特にアレルゲンになる場合も多いですから、ママがしっかりいい食材からとりましょう。
シスチンやテアニンなどは、抗酸化物質グルタチオンを作る原料になります。
大豆・大豆製品 卵 お魚 お肉 レバー
※レバーは、解毒器官であり有害物質を含むことがあるため控えめに。
- 亜鉛
必須ミネラル。現代人の不足ミネラルの代表格。
細胞分裂に関わり、傷を治す、免疫を働かせる、子供の成長に携わる、味覚を維持するなど
100種類以上の酵素の働きを助ける重要ミネラル。
食品の中にも不足し、食品添加物(リン酸塩)などで排出されてしまうため、現代人は不足している人がほとんど。
風邪をひきやすい、髪や爪が痛む人はかなり不足傾向です。
牡蠣 うなぎ きな粉 ごま ナッツ類
- セレン
必須微量ミネラル。
抗酸化ミネラルであり、有害ミネラルを出してくれるデトックスミネラル。
ビタミンEなどと協調して働きます。
わかさぎ いわし 玄米 牡蠣
- 腸内環境を整える栄養素
免疫を高める代表的な栄養素をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
皮膚を作る栄養素と同じものも多くありましたね。
食べるものを見直して、お子さまのツルツルお肌を取り戻してあげましょう。
今が、アトピーへと悪化させてしまわないための分岐点です。
大切にしてくださいね。
お風邪をひきやすい、中耳炎になりやすい子は
抗生物質を飲んでいる子も多いですが
抗生物質を飲んでいると、腸内細菌も殺してしまうため
腸内環境が悪化し、免疫力が落ちるということがよくあります。
抗生物質の使用は、必要最低限にとどめましょう。
自分の自然治癒力で治すという考え方を忘れないでくださいね。
本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
分子整合栄養医学において大切なポイントをひとつご紹介しておきます。
それは、どの栄養素をどれくらい食べたら改善するかは
人によって、症状によって、ストレス度合いによって大きく異なるということ。
家族で同じ食事をしていても、病気になる人とならない人がいるのはこのためです。
ベビちゃんに乳児湿疹が出ているのであれば、ママにももちろん
栄養の偏りがあるということです。
これを機会に、ご家族みんなの食事を見直してみることをオススメします。
これから何かの症状に悩まないようにするためにもぜひ。
ベビちゃんが、身体をはってママに教えてくれているのですから。
お薬卒業薬剤師 横田 麻衣
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もしくは yokota@mama-iku.jp
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