「子どもがジャンクフードしか食べてくれない。」

 

このお悩みについて、栄養学の面から少しお話させていただきますね。

この悩み、実はとても多いです。
 お母さまは、いろいろ工夫していいものを食べさせてあげたい のに
お子さまが食べてくれないのですよね。
 
せっかくお母さまが作ってくれたごはんよりも、ジャンクフードや
加工食品ばかりを食べてしまう。 
これは、お母さまにとってもとても悲しいことなんです。 
 
 
では、どうしたらいいのでしょうか?
 
実は、ミネラル不足による味覚異常がおきている可能性があります。
本来、自然の食べ物というのは、毎日食べていたら飽きるように
人間の舌はできています。 
 
我が家は、最近サトイモを大量にもらいました。
私は、サトイモは大好きですが  煮物に おでんに おみそ汁に・・
毎日、食べているとさすがに飽きます(笑)
 
ですから、いろいろな食材が食べたくなり
多様な栄養素がとれるわけです。
 
しかし、ジャンクフードや加工食品に入っている添加物は
食べ続けたくなるように作用してしまいます。
 
するとその子は、ビタミンやミネラル不足の状態になり
さらに味覚異常が進んでしまうのです。
この子の場合の味覚異常は、ある味覚に対してはおいしく感じ
ある味覚は、まずいと感じる。
そのようなバランスの欠けた味覚になってしまっている可能性があります。
 
ですから ますます偏った食べ物しか食べられなくなってしまって
いるのです。
 
この場合、お子さまに無理やり野菜を食べさせるというよりは
 こっそり味覚異常を改善させてあげるのも 一つの手です。
 
おすすめの方法は、「天然のだし」をお料理にたっぷり入れる こと。
 粉末のだしであれば、お料理に入れただしごと全部食べます。
飲めるお子さまであれば、天然だしのだし汁をスープとして
毎日飲むのもいいでしょう。
 
だしは、本来 日本人のミネラル補給源でしたから、
これを活用していきます。 
必ず化学調味料のだしではなく、天然のだしを使用してくださいね。
 
しばらくして、ミネラル不足が解消されていくと
いろいろなものを少しずつ食べられるようになってくると思います。
お子さまは、大人よりも反応が早いですから
比較的早く反応が見えてくると思いますよ。
 
 
愛情たっぷりの手作りお料理とともに ぜひ 試してみてくださいね。 
あせらずに 少しずつ(*^_^*)
 
 ☆ お母さまの愛情が、お子さまに届きますように ☆