私が栄養カウンセリングをする中で、出てくる頻度の多い栄養素が「ミネラル」という言葉
今日は、そのお話をしますね。

「ミネラル」とは何か ご存知ですか?


「ミネラル」とは、5大必須栄養素のひとつで
私たちが必ず食べ物・飲み物からとらなければならない栄養素なんです。

ちなみに5大栄養素とは
タンパク質 脂質 炭水化物 ビタミン ミネラル。


この「ミネラル」不足が体調不良をおこしていそうな方が多いのです。

この「ミネラル」でみなさまが良くご存知なのが


「鉄欠乏の貧血なんです~」

「骨粗鬆症にならないように、カルシウムとらなきゃ」

「前立腺肥大は、亜鉛不足!」

と言われるような、鉄・カルシウム・亜鉛などの総称が「ミネラル」なんです。
私たちの体重の4%しかないこの「ミネラル」
実は生命活動の重要な役割を担っているのです。


例えば、亜鉛
亜鉛は、生命活動を行う補酵素として働きます。
その数、約300種! 

タンパク質の合成や分解 細胞の分裂(成長) 味覚・嗅覚
脱毛 肌荒れ 痴呆 精神の安定 免疫力 ホルモンの分泌
インスリンの原料 有害ミネラルの排泄 活性酸素除去 記憶などなど

120種以上の酵素の構成成分であり、300種以上の酵素を助けています。

ですから例えば、味覚が鈍くなったということは
他の299の働きも狂ってくる可能性があるということです。


糖尿病の人(インスリンの原料である亜鉛が不足) 

性欲がなくなり、インポテンツになり、精子の数が減り
亜鉛は、テストステロン(男性ホルモン)の代謝に不可欠の栄養素。
亜鉛の不足は前立腺の障害を招きます。)

肌や髪や爪が荒れる。(新陳代謝がうまくいかない)

味覚の異常が起こるため(亜鉛不足)、更に濃い味付けや添加物を好み

記憶力も衰えてくる。痴呆になりやすい。(海馬や脳の神経線維がうまく働かない)

精神的にイライラしやすくなり

免疫力が落ち、風邪をひきやすくなる。またがんにもなりやすくなる。
(活性酸素除去の酵素の原料にも亜鉛が使われる)



これが、「亜鉛」不足。

もちろん1種類の「ミネラル」「亜鉛」だけが不足している訳ではなく
実際にはもっと多様な栄養素も不足しているのですが
「亜鉛」が不足するだけでも これ以上の様々なことが起きてくる可能性がある
ということなのです。


これが、栄養学なしでは、
肌荒れも 脱毛も 糖尿病も 不妊症も がんも改善しない理由なのです。



また、この「ミネラル」は、多くの種類の「ミネラル」
お互いに影響しあって働き、バランスを取っているため
1種類の「ミネラル」を補うだけでは改善しないことも多いのです。

このことに関して米国の物理学者であり生化学者でもある
ライナス・ポーリング博士は

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「私たちの体には72種類ものミネラルが必要である」

とまで述べています。

このことからおわかりいただけるように
「ミネラル」は、「亜鉛」など単品で補給するのではなく
総合的に補給するのが先になります。


サプリメントを選ぶ際は
総合ミネラルやマルチビタミン&ミネラル などとよばれているものを
まずとります。

   ミネラル  


その上で、まだ足りなければ「亜鉛」をとるといいでしょうね。


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本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

最近の生活習慣病の多くは、新型栄養失調という
「ビタミン」や「ミネラル」の不足が引き起こしていることが
本当に多いように感じます。

「食」の知識を入れることが、いかに自分の健康を守るのかを
ご理解いただけたらうれしいです。

まずは、食を整えること。
「ミネラル」を取るならば、調味料をまずは見直してくださいね。

ブログ お塩の話もご参照くださいませ。

    

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お薬卒業薬剤師  横田 麻衣

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