広島でお薬卒業応援薬剤師をしております

ママ育 薬剤師の横田麻衣です。

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本日もホームページに遊びに来ていただきまして ありがとうございます。
子育て 健康 食 ココロ・・ 心に思い浮かぶまま書き留めております。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
自分の人生 子どもたちの人生 輝かせていきましょうね♪


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中国の鳥インフルエンザ。ついに海を渡りました。
4月24日に台湾でも発生というニュース。

またしても、インフルエンザのニュースが出てきてしまいました。

現段階では、 冷静に、「心配せずに対策を」
これがとても大切になってきます。
不安をあおっている報道もあるようですが
正しい情報を得て冷静に対処しましょう。

これまでもSARS、新型インフルエンザなどの大流行がありましたので
私たちも対処法を学んできましたね。
慌てない、当たり前のことを大切に行うことです。

私は、一部の免疫系が不十分な人以外にはワクチンは必要ないと思っています。
それよりも、私たちが本来持っている免疫力を高め、予防することが大切になってきます。
そう、当たり前のことを実践することです。

予防

  • 手洗い、うがいをする
  • 栄養をしっかりとる
  • 睡眠をしっかりとる
  • 人込みを避ける
  • 部屋では、加湿器と空気清浄機を。

 

治療 ~もしかかってしまっても

  • 休養をとる
  • 水分と塩分をとる
  • 消化に負担をかけないようにして、栄養をとる
  • 今ごろ、私の体は頑張ってくれているのだな~ と思う。
  • がん細胞も殺してくれているんだな~ と感謝する。


まず予防の方からお話しますね。

  • 手洗い、うがいの励行

これは、当たり前すぎるほどのものですが、バカにはできません。
手洗い、うがいというのは、科学的に風邪やインフルエンザの予防効果が認められています。
ウイルスを洗い流す、カラダに入らないようにする水際での対策になりますので、しっかりおこないまよう。

  • 栄養をしっかりとる

私たちのカラダは、ウイルスや細菌が入ってくると様々な防御機能によって
侵入を防ごうとします。
皮膚や粘膜では、リゾチームという酵素を出すことによってウイルスを溶かしてくれます。
粘膜が、ウイルスとくっついてはがれ落ちるすることで、侵入を防いでくれます。
カラダの中では、白血球の好中球やマクロファージがウイルスを食べてくれます。
更に、リンパ球は抗体を作り、集中的にウイルスを攻撃してくれます。

これらの免疫を担ってくれる皮膚や粘膜も、酵素も、白血球も
タンパク質(プロテイン)やビタミンC、ビタミンB群などがないと作られません。
免疫を担うものたちも、当たり前ですが食べたものから作られているのです。
普段から、しっかり本物のタンパク質やビタミン、ミネラルをとるように心がけましょう。

  • 睡眠をしっかりとる

私たちの意識が寝ている間、カラダは傷んだところの修復作業をしてくれます。
成長ホルモンなどを出すことによって、一生懸命治してくれているのです。
私たちにできることは、その作業を邪魔しないこと。ゆっくりカラダを休めて
修復作業が進むように手助けをしてあげてくださいね。

  • 人ごみを避ける

やはり人が過密している場所は、ウイルスをもらいやすかったりします。
心配な人は、必要のない場所には出向かない方がいいかもしれませんね。

  • 部屋では加湿器と空気清浄機を

のどや鼻の粘膜が乾燥したり、荒れたりするとウイルスの侵入を防ぐ力が弱まります。
できるだけ、粘膜が本来の働きができるよう、湿気を与えてあげましょう。
口を開けたまま寝てしまう人は、特に注意が必要です。

空気清浄機もいいですね。 
今の空気は、ウイルスや細菌だけでなく、ほこり、黄砂や花粉、PM2.5、排気ガスから
よくわからないもの(笑)まで含まれた、何が入っているかわからない空気です。
ですから私たちの呼吸器は、日々酷使されています。性能のいい空気清浄機を
使ってあげるのもいいかもしれませんね。


インフルエンザ対策は、できる限り免疫力を高めることに注力してみましょう。
笑うことも免疫力をあげてくれます。楽しい幸せな毎日をすごしましょう。
運動することも免疫力をあげてくれます。新しい運動習慣を取り入れてみましょう。
自分は、インフルエンザにかからない!と根拠のない自信を持ってみましょう。
それだけでも免疫力はあがります。

うちでは、アロマセラピーも活躍します。
抗インフルエンザ作用のあるティートゥリーやペパーミントを
お部屋に焚いています。 
すがすがしい香りが気分をリフレッシュさせてくれますよ。


たくさん書きましたが、あなたができることをひとつずつでも
生活の中に取り入れてみてくださいね。

以上、予防について   〜治療編へつづく