広島でお薬卒業応援薬剤師をしております

ママ育 薬剤師の横田麻衣です。

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今日もホームページに遊びに来ていただきまして ありがとうございます。
子育て 健康 食 ココロ・・ 心に思い浮かぶまま書き留めております。
少しでもあなたのお役に立てたらうれしいです。
自分の人生 子どもたちの人生 輝かせていきましょうね♪


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娘と一緒に「フード・インク」の映画を観ました。

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もう、ご覧になられましたか?

私は、1年くらい前に観ましたが、最近この話題が良く出るので
今回は、娘と一緒にDVDを観ました。


オーガニック食品とスーパーに並ぶ食品 
同じ食品なのに、この値段の違いは何でしょうか。

トウモロコシや大豆、なたねなどが遺伝子組み換え種に置き換わり
安全性も確認されないまま、子どもたちのお菓子やジュースの中へ
入ってきています。

日本は推定で、毎年約1,700万トン(日本国内のコメ生産量の約2倍)の
遺伝子組み換え作物を輸入、消費しています。これは日本が輸入する
穀物の半分以上に相当しています。

                 ※日本モンサントHPより引用

国内のお米の生産量の2倍ですよ。
すごい量であることがおわかりいただけますか?

これらは、牛や豚、鶏などの動物たちの飼料と
ブドウ糖果糖液糖、スナック菓子のコーン、
加工食品の材料の中に入ってきています。
一部を除き、遺伝子組み換えの表示義務はないので
(表示義務の抜け道があるので)ほとんど私たちが遺伝子組み換え食品を
食べている実感はないかもしれないですが。


これだけ欧米食になってしまったわけですから、
お肉の消費量もうなぎ昇り。
家畜を命あるものとも思っていない虐待も映像に出ています。

狭い、暗い、糞尿まみれの不衛生な部屋に押し込められた家畜たちは
抗生物質と遺伝子組み換えのコーンを飼料として与えられ
光を浴びることのないまま一生を終えます。

こんな状況ですから、病気になる家畜も多く出てくるわけですが
病気になった家畜も同じように出荷されていきます。
もうわかりません・・


農薬や除草剤、ポストハーベストも、化学肥料も
絶対反対ということではありませんが、
やはり種類も量も増えすぎてしまいました。

家庭菜園で、化学肥料使う量とは全く違いますから。

アメリカなども自国の使用は無許可の農薬が、輸出用には認められている
という場合もあります。

世界は、倫理観では健康が守れないところまできてしまっているのでしょうか?


まだまだあげきれない様々な問題が 食と健康分野にもあります。
問題提起してくれる映像が並ぶ中、私はこの映画のエンドロールの言葉が好き。

  システムを変えられるチャンスが1日に3回ある
  世界は変えられる ひと口ずつ
  変革を心から求めよう

   -労働者や動物に優しい、環境を大事にする企業から買う
   -スーパーに行ったら旬のものを買う
   -有機食品を買う
   -ラベルを読んで成分を知る
   -地産食品を買う
   -農家の直販で買う
   -家庭菜園を楽しむ(たとえ小さくても)
   -家族みんなで料理を作り、家族そろって食べる
   -直販店でフードスタンプが使えるか確かめる
   -健康な給食を教育委員会に要求する
   -食品安全基準の強化とケヴィン法を議会に求める

 

フードインク ぜひ観ておいてくださいね。

全てをオーガニックにする必要はありませんが
世界で何が起きているかは知っておくべきです。

せめて、そんな思いから得られた動植物の命をいただいて
自分の命を輝かせないなんて 申し訳ないです。

病気になるために食べているわけではありませんからね。